~初心者向けに株を買う意味と企業との関係をわかりやすく解説~
投資系の情報を読みあさっていて、色んなところに出てくる言葉。なんとなく意味を知っていたり、なんとなく理解しているつもりになっている言葉って結構ないですか?私もまさにそれ。なので改めて自分自身の理解を深めるためにこのような記事を書いてみる事にしました。
「こんなの検索したらいくらでも出てくるじゃん。」って私も思ってます笑。なのであくまで自分用。あとは私自身がこれらに対してどう考えているか。を書き綴ったものです。
【0】【はじめに】「株主になる」ってどういうこと?
投資の話でよく出てくる「株主」という言葉。
でも、「株主って何なの?」「株を買うと何が変わるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
この記事では、株を買う=株主になるとはどういう意味か、企業とあなたの関係、そして株主が得られるメリットについて、初心者向けにわかりやすくご紹介します。
【1】株を買う=企業の“オーナーの一人”になる
株式を購入するというのは、その企業の株主=オーナーの一人になることを意味します。
もちろん、1株で全体を動かせるわけではありませんが、あなたはその会社の経営に関わる権利(議決権)を持つ立場になります。
たとえば、あなたがトヨタの株を1株でも持っていれば、あなたはトヨタの“オーナーの一人”なんです。
私は資金が少ないので、1株だけ持っている株も結構多いです。ですが、私は紛れもなく株主であり、小数点がかなり多い割合ではありますが、私はその会社の株主である事は事実です。
これは、ただの「株価の上がり下がりを見ている人」とは全く違う立場です。短期トレードを否定するつもりは一切ありません。私はそういった手法が単純に苦手で、高配当の株を買いあさって永遠に保有し続ける方が性格的にあっていると感じています。
そんな性格もあり、この「企業の株主(オーナー)」になると言う考え方を理解していると、また違った視点が見えてくるものと考えています。
【2】株主が得られる2つの利益
株主になることで、主に次の2つのメリットがあります。
1. キャピタルゲイン(値上がり益)
企業の業績が伸び、将来性が期待されると、株価が上がります。
その上昇した株価で売却すれば、購入価格との差額が利益(キャピタルゲイン)になります。
2. インカムゲイン(配当金)
もう一つの利益は、企業が得た利益の一部を株主に還元する配当金(インカムゲイン)です。前述で書いたように、株主は会社のオーナーですので、会社が生み出した利益はオーナーのもの、その利益を受け取る事ができます。そのお金が配当金です。(お前の物は俺の物的な考えになります。)
1.の値上り益を究極に狙い、高めて行く作戦がいわゆる短期トレードと言われる手法です。一方で2.の「より多くの配当金を貰う事」を重視した手法が、高配当投資という私が取っている手法になります。
【3】企業と株主の関係とは?
企業は、株主から集めた資金で事業を行い、利益を出します。
そしてその利益を、「配当金」や「株価上昇」という形で株主に還元します。
つまり、企業にとって株主は“資金を出してくれるパートナー”のような存在。株券と引き換えに出してもらったそのお金を使って、自分たちの給料や報酬以上の金額を利益として生み出し、株主さんにお返しする。そういう仕組みになっています。
当然株主さんが会社の権利を所有しているわけですから、株主総会では、経営方針に対する投票(議決権)もあり、経営にも影響力を持つのです。その影響度はと言うと、投票による多数決によって社長を変えさせたり、業種や業態すらも変える権利があります。(投票は1株が1票分の扱いとなります。)
【4】株主になると見える世界が変わる
株を持っていると、ただの消費者から「投資家」へと意識が変わっていきます。なぜなら前述でも書いた通り、株主がオーナー(所有者)なので、会社の中で社長よりも偉いとも言えるわけです。
たとえば、イオンの株を持っていれば、普段の買い物も「この企業の一部を自分が所有している」と感じられるようになります。
また、株主優待なども楽しみの一つ。配当や優待で生活を支える、そんな未来も見えてきます。
【5】株主になるという“生き方の選択”
株主になるというのは、「お金に働いてもらう」人生の第一歩です。
給料に頼らず、配当金や値上がり益という“資産収入”を得ることができます。
特に私の基本方針とする、「高配当投資」はその入り口としてとても有効で、「コツコツと配当を積み重ねる生き方」に繋がっていきます。
【まとめ】株主は「企業の一部を所有する人」
株を買うことは、ただの投資ではありません。
その会社を所有し、応援し、利益の一部を受け取る「ビジネスパートナー」になるということです。ぜひ、あなたも株主としての第一歩を踏み出してみませんか?
今後投資ジャンルとしての「高配当投資」についてもより詳しく書いていこうと思います。
最初にも書きましたが、自分の整理のために書いたものでもありますので、どうしても分かっているからこそ”書こうと思いつかなかった”事もあると思いますので、そういうのも思い出したら書いていこうと思います。少しでもこれを読んだ誰かの参考になれば。
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